んー。

「好きだから上手くやれる」のではなく「上手くやれるから好きになる」 - ICHIROYAのブログ

 

うーん、まあ、いいんですけど。。

最近のネットは自虐しないとダメと決まっているのかと思うくらい、

自分の素直な気持ちを否定する傾向が強い。

 

こないだ高倉健さんのインタビューみたいなのを見てたけど、

「食っていくために仕方なく俳優をやった」

という話があって、その頃はつまんないことで悩まないで済む時代だったのかもしれない。

「あたし女優よ」みたいな、上から目線の言い草があるけど、

そんな、女優は格が違うみたいな時代ではないんでしょうね。

そのほうが健康的というか真っ当ですね。

女優が偉いなんて誰が決めたんだという。

 

「好きなことを仕事にするのか、それとは関係なく、堅実に安定志向で選ぶのか」

みたいな話は、それこそ何千回も聞いた気がするけど、

何度聞いたところで大した答えは出てこない。

答えとかどうせないんだし。

お金なくても好きなことにこだわりぬいて納得できればそれでいいし。

上手くなくても好きなことというのはある。

 

だから結局、こういうのって、

高度経済成長を経た80年代くらいで、全ての話が止まってるんだよね。

ただひたすら食うために何かをやった時代が終わって、

選択肢があるように思える時代だからこそ、むやみと悩んでしまうというか。

選択肢なんかそもそもないというほうが気楽かもしれない。

結局、80年代に悩み始めた頃から少しも進化していないし、

むしろ景気が悪くなってカツカツになって、それどころではなくなっているという。

自然と「食うために」と思わざるを得ない時代に、

むしろ退化している感じ。

そもそも、そういうことで悩み始めた「新人類」と言われた世代がもう50過ぎてますしね。

 

必ずしも、上手いことが楽しいってわけでもないし、

何をどうやってもいいんだと思う。

何か、好きになること、それを仕事に結びつけるのを「痛いこと」

みたいにまで言うのはどうもなあ。

なんだかなー。。