んー。。
スタバの敷居の高さに怯える、という記事がトップにあがってたんだけど。。
敷居が高いという言葉をまず誤用されているのもちょっと気にはなりますが、
(また誤用厨とか言われるのでしょうが。疲れる)
スタバに対して「オシャレ空間でオシャレな私を演出するやつら」と見下すというよりは、
怖いという感覚があることにまず驚いた。
オシャレ美容室に入ることに躊躇する感じと似ているのかな。
スタバは、コーヒーが好きな私には、
1杯千円近くする「カフェ・ラ・ミル」なんかよりよほどまし、
もしくは本当に高級志向で、ドレスコードがありそうな店に対して、
スタバはその「入りやすさ」「ハードルの低さ」が売りに思えるのですが。。
要はインスタントな感じ。
高級な店ほど、店員とのスマートなやりとりを要求されるので、
ああいう決まりきった店員の応対というのは、客を「十把ひとからげ」の扱い、
要は雑に扱う店のやり方なんですよ。もともとはね。
それを怖いと思うのなら、
自分は丁寧に扱ってもらわないとおかしいじゃないか、
と言える程度にはセレブの自覚がある人、というのならなんとなくわかりますが。。
もうだいぶ前だけど、ファーストフード店のマニュアル対応への批判というのがあったよね。ちょっとした論争みたいな。
誰に対しても判で押したような機械的な対応が、
頭を使っていない、冷たく感じる、接客態度としてどうなのかという感じの批判。
この一連の批判を知っていれば、このおばあさんの話は既視感で「あー」
で終わりであり、
「いまだにこういう批判に批判で返す店員っているんだ」としか思いませんが、
ファーストフード店が津々浦々まで繁栄した今、そういった批判自体が忘れ去られているということなのかもしれない。
しかし、自分の感覚が「当然じゃないか」と、
何の恥ずかしげもなくネット上で言える人の多さに驚愕です。
あのシステムをすぐに理解できるとか、慣れているのが偉いわけじゃない。
単にファーストフード店のシステムに慣らされているだけ。
スタバがオシャレ人御用達のオシャレ演出用カフェというわけでもなく、
いなかのおばちゃん達のたまり場というわけでもない。
もちろんイオン専属のカフェでもない。
コーヒー飲みたくて、一息つきたいときに、近くにスタバがあり、
見たところ入るのに抵抗がなければ使えばいい、その程度のことですよね。
しかし、スタバがこうまで思われているということは、
コーヒーのサイズにピッコロだとかグランデだとかなんとか言ってた、
セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ(Segafredo ZANETTI espresso)などは、
もはや宇宙語みたいに思われるんだろうか。
しかもあそこは、カフェじゃなくてイタリアの「バール」というスタイルだし。
バールと言っても、ただ単に、
イタリア語を使っているだけの、街の庶民のカフェに過ぎないんですが、
いちいち怯える人がいるんだったらもう出店しないほうがいいんじゃないかと。
地元のバスターミナルにあったやつもどっか移転したしね。。
ま、あそこも値段が高いんだけど、
パニーニとかアンティパストが割と美味いんだよね。。。
ちょっとしたイタリアンを食べた感じで、スタバのフードよりはいいという気がする。。