へー。
リンクすると面倒なことになりそうなのでしないけど、
今はてなのトップにあがってる、
「自分はイケメンに釣り合わないので、
キムタクは好きではなく、星野源みたいな普通の人が好き」という記事、
ああいうものには人々は共感するわけですか。
ふーん。
でもちゃんと結婚して子供ももうけたり、
ひょんなことで学校一のイケメンと交際したあたり、
この人は別に悲観するような容姿ではないんだろうと思う。
今はやりの「マウンティング」(一見自分を貶めながらも実は違う)みたいなものをうっすら感じなくもない。
それよりももっと私がひっかかるのは、
一般的な「キムタク神聖化」問題なんだよな。。
私の世代には彼を全然好きではない人が大勢いる。
何かあの「オレは何でもそつなくできるぜ」風な感じが鼻につくとかね。
おばさん世代は宗教のように彼をあがめるけど、
同世代の私たちはあんまり。
それは、「顔が良いのは認めるけど、だからなんなの?」
というメンタリティがけっこうあるからで、
そこからして、あのエントリーの彼女とは話が成立しがたい気がする。
私らの世代には、「顔がいいのはわかるけど、顔なんてしょせん素材、
センスのいい人にはかなわない」みたいなものが染み付いてる人が割といるんだよね。
もちろんイケメンなのは事実だろうけど。
というかね、私が思うには、
ああいうことを書くと、田中圭や星野源のファンに叩かれそうな気がするので、
私なら名前を出せないと思う(田中圭は十分平均以上のイケメン)。
それを言えるところからして、
「さすが、自分は容姿に自信がないと言いつつ幸せつかめる人のメンタリティは、
自分とはものが違う」と思うわけで。
そもそも論を考えてみれば、
「私はキムタク程度のイケメンに十分見た目で釣り合うわ」と思う女性が、
果たして世間に何パーセント存在するかという。
なのでね、多分好意的なコメのついてる場だとみんな付和雷同するけど、
よーく考えれば「それ別に、謙虚とかコンプレックスとかじゃなくて普通じゃね?
てか、キムタクがどうとか考えもしなかった」
みたいな人のほうが感じ良くないですか?
イケメンが苦手か?という問いがあるなら、
どっちかというと私も苦手だと思う。
ただ、普段お目にかかれないほど整った容姿の人は、じっと見ることはある。
くだんの彼女と同じで、とんでもないイケメンと対等に付き合える気はしないし、
割と中身がない子も少なくないので、顔だけで好きにはならないし。
それにしても、「私なんかに釣り合わないから。。」と言うだけで、
あんなに好感触で受け止められるとは、ネットの人たちって古典的だよね。
私なんて、正々堂々と本人のブログ記事をリンクして「言及」して、
その記事を書いた当人に対して意見してただけなのに、
全く関係ないやつ(その記事の人とは「男」という共通項のみ)にブコメで批判されたりして散々なのに。
そう、ほんとあれおかしいんだよ。
そいつのことを一切批判してないのに、
なんで私はその人から敵意向けられないといけないのか皆目わからない。。