んー
「絆」に頼る危険性:もっとも社会的に弱い人が、もっとも排除されやすい
これわかる気がする。。。
自分は社会的弱者とまでは行かないと思うけど、
少なくともマイノリティ側だと思う。
未婚・子なしだし、安定した職にもついていないし。
画一的な、「既婚・子持ち・収入の安定した、イメージのいい職業・健康」
の人たちしか普通ではない、みたいな社会にますますなっている時代に、
その「普通」からこぼれ落ちる人がどれほど多いことか。。
あんまり議論をいちいち複雑にしたり、
むやみと悲観的になることなく、
「絆」という偽善的な言葉を合唱することのマイナス面を考えてみてもいいと思う。
こういうのは、押し付けられればられるほど息苦しく、
「絆を大事にしない者は反社会的である」とでもいいたげな、
歪んだ風潮につながっていくと思う。
助け合えるなら助け合うことは必要だろうけど、
変な精神論でやたらとテンション上げて、それに酔うみたいな、
結局自己満足かよ、みたいな雰囲気は本当に苦手。
ネットでもけっこう見かけるメンヘラの人とかさ、
どっちかといえば胡散臭い人のほうが多いし、
かまってちゃんとかはうっとうしい気持ちもあるけど、
何もわざわざとっつかまえてなじるとか、否定することはないと思うんだよね。
ゼロ年代までのネットでは、意外とみんな励ましたり、慰めあうようなこともあったんだけど。
なんか、そういうところから「弱者排除」って始まった気がするんだよな。
うつで会社休む人のことを徹底的に叩いて見下したり、
「迷惑」「お荷物」とか平気で言える感性ですね。
さすがに本人が苦しんでいる状態でそれが言えるというのは。。
人間としてどうかと思う。
たかが一人休んだくらいでそこまで恨むような職場なら、
そもそもその会社がおかしいといわざるを得ない。
変にテンション上げるとかじゃなくて、普通に思いやりがあれば済む話だと思うんだけど。。。